10.18/WSスイミン生誕祭(本編)
ごきげんよう、流浪の亡鯖です。
お待たせしました…って誰も待ってねぇよww
つわけで引き続き、WONDER SNAKE / オーキュペテー・スイミン生誕祭です。
まずはトッパー、スイちゃんのアコギによる自作曲弾き語り2曲。「ワンダースネーク」はお世辞にも洗練されてるとは言えなかったけど、スイちゃんの真摯さと優しさが溢れてた。MCの通り、メンバーやヲタクに向けた愛情がストレートに感じ取れて、ほっこりした印象が残ったな。
この後の公演全体のイメージに繋がる、いいソロ枠だったと思う。
☆
続いては露払いを買って出るポイズンラット。
『異レーベルのゲスト枠』Roh Edelsteinenにも敬意を表する形にもなるし、先輩ながらもこの出演順は妥当よね。(そこら考えずに出演順が組まれてただろう公演も過去に何度か出会った事があるww)
そう言えば久しぶりにぽいぺん聴いた気がする。
ここんとこ新譜からのセトリも多かったせいもあり(そこは意図されての事だろうけどw)、すっかりラウドな印象を纏って活動してるように見られる最近のポイズンラット。
ここにきて、改めて持ち曲としてのぽいぺんの存在感を強く感じる。
更にSweet Dream。これもスイちゃんとのコラボだったけど、スイドリは他グループ生誕ライブのセトリでリクエストされる率がくっそ高い気がしてる。
以前から「持ち曲の幅広さには事欠かないオールラウンダー」と評してるポイズンラットだけど(直接そう表現した記憶はないけど)
驚くべきは初期曲の表現力も確実にレベルアップされてる所だと思う。ここ1年余で培われた個性の突出がフィードバックされてるみたいな感じ。
(この辺り、どこまでどう書いたら伝わるのか悩ましい所)
バンドでもアイドルでも旧い曲を演ってくれる際に「あの時と歌い方が違う!昔のが良かったー」ってなる事態が度々あった(ある)のだけど。
不思議とポイズンラットにはそれがないんだよね…。
馴染みの曲ですら新鮮な感覚で聴ける。
多分それはブランク以上に、多彩なセトリによる硬軟の組み合わせから培われた雰囲気の掴み方だったり、ライブ中のMCや煽り方の進化だったりにも関係するのだろうけど、これって凄くないか?
…とか言い出し始めると、文章がワンスネ主軸なのかどうか怪し過ぎるブログになりそうなのでこの辺で終わっとくかー、どのみちポイズンラットならまたブログ書き起こす機会もあるはずだし(笑)
☆☆
続けて、Roh Edelsteinen。
…言いたかないが、やはりメンバーの抜けた穴は大き過ぎた。美由華、夢空の頑張りが空回ってるとは思わないし、「時雨」とゆーキャラクターが抜けた事そのものによる痛々しさは特段ステージングに現れてもなかった。
しかしやはり全体的にパワーダウンした感じは否めない。
これは歌・パフォーマンス共に表現がかなり難しいのを演ってるグループってのが大きいのだろうなー。
他に較べようがないRoh Edelsteinenの世界観・楽曲性をフルに表現する為の適性メンバー人数は最低ラインで3人、理想は4〜5人。
この適当な個人認識は昔から変えてないのだ。
そして夢空のアイドル性、美由華のフィジカルは尚も健在。願わくばこの先の新しいメンバー補充に期待したいところ。
憔悴している暇はない、リュウさん頑張れー(笑)
☆☆☆
さて、トリはワンスネですね。当たり前かスイちゃん生誕だしw
ポイズンラット同様、楽曲の強さには相当なモノがあるWONDER SNAKE。
それは前にも言ったねえw
そしてこのスイミン生誕でれいれいが戦線復帰。
やっとフルメンバー、フルパワーのワンスネが観れる!
…と、その前に少しカミングアウト。
本音を言えば、スイミン生誕どうしようかなーと迷ってた節はあったのだ。
当初からスイミン生誕も観たい公演ではあったのだけど。スイちゃ・まきんこは個人的に思い入れもそれなりにあるメンバーだしなあ…
(これは昨年夏の岡崎野外ライブの影響があるのだけど。その場に集まった多くもない観客の中、場数も少ないとは言えワンスネ楽曲を知ってたのは確実に自分だけだったはず。しかしそのライブで声出しが出来なかったのをめっちゃ後悔した事から。認知度ゼロ・超アウェーな2人夢蛇ライブでスイちゃ・まきんこを支えられなかった事、なのにその後の2人の対応は優しすぎた。実は今でもまだあの時の罪悪感にも似た感情が頭をよぎるし、2人には頭が上がらなかったりもしてる。一方的にだけどw)
しかしRoh Edelsteinenの人数削減だったり、この生誕祭の裏にも観たいライブがあったりで。
全てが面倒になり、この日ごと全てを干そうかなーとも思ってしまった結果、当日までどこの公演も予約には踏み切れなかった。
しかし足を動かしたのは、ここらでいい加減シゲさん(FaM運営)に挨拶だけでも…と思ったキッカケで見せつけられたFaM㌠初見の驚愕。
それに伴うハイテンション、続く衝動。
予約キャンセル分で当日2部に空きが出来た事。
このタイミングでのワンスネ歌唱表現の要(だと思ってる)、エキドナ・零の現場復帰。
更に『生誕祭×ポイズンラット』の多幸感の強さは補償モノ、もはや確約された勝ち案件。
最後は(個人的に引け目もある)スイちゃから「来てねー」とおにぎり屋Daisy'sで"軽く"言われた事。
全てが重なったのである。
いや盛大にこじつけてみたのだけど!
…とか言ったら怒られますかね(笑)
5人フルメンバーで観たワンスネは…素晴らしかった。意外にも?まだ自分の知らない曲がない。
これは多分、ポイズンラットと一緒に観る機会があったお陰だよなww
あとは良くも悪くもコロナ禍のせいもあり"合法的に"ステージに注視できる。
声出しやらMIX打つ際には、その裏に少なくとも数%の義務感(あるいは責任感?)が常につきまとうモノだと思ってるけど、今回はそれがない。
メンバー5人の一挙手一投足を集中して観て良いのだ。
『ロンリーゴースト』はれいれいが居ると居ないとじゃこうも伝播力が違うのか!と驚かされた。メンバーとフロアに対するゲームメーカー的な人だよね。
『ワンダーヒーロー』の途中では涙が出てきた、これには自分でも笑ったな。『ゆめであえたら』の落ちサビとかならまだ解るのだけど、さすがは俺認定キラーチューンってところかww
(逆に『ワンダードリーム』は微笑ましく観させて頂きましたとさw)
それにしてもフルメンバーのワンスネ、めっちゃ強くないか?
全力の"楽しい"をフロアに伝えてくるパワーが凄い。それでいてドヤ感と言うか…「私達すごいだろ」みたいなプレッシャーにも似た感じは微塵も感じられない。
自信の在り方として"ドヤ感"は悪い表現ではないのを前提としてだけど、ポイズンラットとの最大の違いはここなのかな?とも感じる。
ライブ後の多幸感に全力を傾けてるみたいな感じかなー。
特徴的な暗転からのサンスネ、元気で力強くも陽気さが垣間見えるパフォーマンス、ポップながらも泣きメロ満載の良曲を全力で歌うのは、遂に出揃ったフルメンバー5人。見栄えが違う。
以前は「綺麗に歌えるのだから無駄にデスボ入れなくても…」と少しながら否定的に感じてもいた、クラちのシャウトが程良いバランス感と共に良いアクセントに感じられたのは驚きだった。
見守るヲタクの優しさもフロアに溢れてたように思う。いかにもスイちゃん生誕らしい雰囲気の、人柄が成す空気感。
あーこれこの空気感。おにぎり屋でも感じたやつだ。めっちゃ増幅されてっけど(笑)
改めてワンスネちゃんも凄いグループだな、と認識を改めさせられた今回のスイミン生誕祭。
この先の売り出し方によってはかなり化けそうでもある…
マーケティングの話だし?ここで言及はしないけどね(笑)
それにしても、やっぱり生誕祭っていいなあ。
演者もスタッフも客も含めたフロアのベクトルが一箇所に集約されて出来上がるひとつの作品だよなとも思う。プログレスとまでは言わんけどね。
今年はコロナ禍のせいもあり(調子に乗ってリアルの予定を詰め過ぎたせいもある)、何かの節目でもない限り…と、かなり観るライブを絞ってるのだけど。そのせいか例年よりも質の良いライブを観れてる気がしてる。
自粛ムードで日頃の運動会ノリは叶わないけど、良い楽曲・良いパフォーマンスをするユニットをしっかり観れて評価を出来る時期でもあるのかな…と思えば、この自粛ムード下のライブも悪い事ばかりじゃないよねって捉えてる。(ポジティブシンキング大事)
また今の時期は、初見聴衆者の裾野を拡げる良い機会でもあるのかなーとも思ってる。
例えば今日('20.10.30)でも今池ではVertex in Origin × ポイズンラットなんて対バンがあったりしてるけど(行きたかった…)、
今のうちにバンド×アイドルの対バンとか異文化交流(とまでは言わんかww)なイベントをガンガン演って欲しいなーとは思ってる。
多彩な表現と共に良い楽曲を持ってるアイドル達が、アイドルって偏見だけで知られようとしてないのは非常に勿体ないよね!!
☆☆☆☆
って、最後どんな方向に話を持っていこうとしてるんだか(笑)
これ以上脱線する前にそろそろ〆ようかなと思います、また余計な事言いそうだし。
以上、ショータでした。
新栄RADSEVEN、397〜〜〜〜!!!
この日の〆はラーメン福でした。
朝から何も食ってなく、お腹空き過ぎてたのが災いして、逆に完食までいかなかった。
野菜増したのは失敗でしたわね!!!
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