【2期終焉記念】拝啓、ドラマティックガール様

【お断り: この記事は2022.04段階で書いたものから、現時点で明らかにセンシティブと思われる一部箇所のみ省いたものになります。】

はじめましての方ははじめまして。
そうでもない方にはお久しぶり。
未だ彷徨える毒鼠界隈の人(笑)ショータです。

ひとまずはドラマティックガール2期終了、恋白、星愛ちゃん、りんちゃん、ましろくんお疲れ様でした。
今回のテーマはParadoxRisk/WONDER SNAKE/Ottoのアイドル3組を擁するDramatical Records所属研究生、ドラマティックガール。

約半年間のドラガ2期活動も4名のうち、最後まで残れたのは恋白とましろくんだけになりましたねー。
ましろくんは普通にすげぇ。
パフォーマンスもMCでも迷いがなく、Ottoの新戦力として頑張ってほしいなと思ってこないだも見てました。

恋白は…うん、どーなるかわかんね。
ダンスも歌もそこそこ、1期以上の成長は見受けられなかったような?
ゆるっと卒業な形でそっと消えてくのが良いのかもね。
何がやりたかったのかも見えなかったし、"研究生の"リーダーを標榜してた事に何の意味あんだろって。ママポジションもそうだけど。
この段階のリーダー資質を磨く場合じゃなく、明確な指針を打ち出しておくべきだったね。

りんちゃんは正直、現時点での活かし所が無かった。
プラスタの李ちゃんみたいなポジションを必要とするグループがあればワンチャン…だったけども。
そして、自分が初期段階からましろくん並に期待してたのが星愛ちゃんでした。歌は上手かったしキャラも強い、正規に欲しかった人材でした。
まぁ接触行ってないからどんな感じの子かは掴めてないのだけど。

たぶん、2期に渡って活動してきたドラガの理想的な、唯一の成功例がましろくんだったのではないかとは思ってる。これは決してドラガ活動の集大成が結実したって事ではなく、ましろくん本人の資質によるもの。
その答えは明確。
彼女(敢えて)はパフォーマンスや歌唱力が早期から備わっていたのはあるけども、初めから「Otto希望」を前面に打ち出してた、目標が定まっていたからに他ならない。
思い返せば過去1期2期含めて、自己紹介の段階で「ここに入りたい、ここじゃなきゃ意味がない」レベルで『公的に』目標を提示し続けてきた研究生はましろくん以外に居なかったと思う。
あとは1期のむこ同様、滅多にライブに穴を開けない出席率の高さ、安定力。ここは依然として譲れない要素。
と、これが今までの話。

そんなドラガ2期の4人も、4月13日(水)を持って終焉。
敢えて卒業とは言わないし、そんなワードは用いない。
どう考えても研究生が卒業はシュールでしょw
脱退でも落選でも脱落でも、明確なマイナスワードだとしても選んで使うべき。
オーディションって喜び同様に悲しみの感情もつきまとう物だし、誰もが仲良しこよしじゃ居られない。

今のドラガ体制における半年間のリアルタイムを追っかけられる状況の中、唯一ドラマティックさ・エモさを見せ付けられるストーリーがあるとすれば
"途中脱落で昨日まで仲間だった子が今日はもういない"
を例とする『引き剥がされる辛さ・そこを乗り越えて先に進む意志の強さ』を打ち出すしかない筈なんだよね。
まぁロードストーリーを編集する人材も余裕もないからグダグダになってるんだけどねー(笑)
そして今はドラガ3期生を新たに募集してる訳だけど、俺の意見は3期継続募集には反対。
もう一度言おう、大反対です。
『少なくとも現状では』が付け足される訳ですが、その理由は多岐にわたる。

①まず、過去育成した10人のうち、正規メンバー昇格者は見込も含めて半分も居なく、コストの割に実績が出てない。

②募集要項が無駄に広過ぎる。年齢性別含めて全て問わずの現状だけど、価値観、世代格差、メン地下を作る土壌もないのに男女の差もなくは明らかにやり過ぎ。
ここまで間口が広過ぎると「アイドルをやってステージに立ってみたい」のちょっとしたお試しみたいな動機でも内心OK、そういう危惧も出てくる→額を問わずお金が発生するプロの演者の在り方としてはどうかとも思う。
まずは初期プロフに書ける程度には明確な目標を提示させた上で臨んで欲しい。

③研究生だからって質の悪いパフォーマンスを見せる事が考えられるなら、ステージ活動は自主レーベル興行…対バンも身内のみで限定的定期的にさせるべき。
言い換えれば公開オーディションになるね。
あくまでも活動基本はレッスンと学習が本分で、誰しもが簡単にステージに立てるようじゃステージに対する意識の重みもなにもなくなってしまう。
既存メンバー、運営、スタッフ全員に問いたい。
昔にあなた達が憧れたアーティストって、簡単な気持ちでステージに臨んできてた?
アイドルって何らかのハードルを乗り越えて、ステージに選ばれて、やっとなれた存在じゃないの?
研究生って言い換えればアイドルの卵もしくは出来損ない、そんなんと並び立ってライブさせられなきゃならないとか他のアイドルに失礼過ぎんか?とすら思う。
本来なら先輩のライブについてってはそのライブを観て、対バン相手のパフォーマンスも観て、ライブに対する見聞…言ってみればイメージ力を広めなくちゃならない。例えばこの箱でこの客層、私ならどう戦い何を演ってヲタクを獲得しに行くか、だとか考えなきゃならない事は腐るほどある。
どうなりたい、どうしたいってイメージングって想像力、偶像には最も必要なコンテンツ。
誰とも知らない人に夢を見せる役目なら、自分が1番夢の先頭に居なきゃならない。
綺麗事を罷り通すのがアイドルだから、ここは譲れない所だと思う。

④ドラガが「仕事として」先輩が立ってるライブを観に来てる事がない。
本来なら先輩がステージに立ってる裏で、研究生が独自に別の箱でライブしてるとかあり得ない筈なんだよね。
実践よりも先に現場を見て学ばなきゃならない。
音楽に対する食わず嫌いも趣味のうちだけだし、自分の嗜好に関係なくレーベルが参加してるライブを見るのも仕事。
最悪な話、現状だとお試しグループによる現場荒らし…とも取れなくもない。
言い方ひっでえけどね。

⑤正規グループの誰かが「体調不良でお休みします」はあると思うけど、その代役(アンダー)として研究生がステージに出てきた試しはない。
ここでアンダー務まらないようじゃ日頃何してんだ?って話だね。
逆にドラガのステージに、正規メンバーが参加したって話もコラボ枠以上に聞いた事はない。
メンバーのトレード出演はあってもおかしくなかったはず、例えばゆらぴがドラガのライブに参加してセトリはパラリスのみ構成だとか。
定期無銭ライブを毎月敢行してるレーベルならではの、許されるやり方では無かっただろうか?
あとは楽屋の話なんか知る訳もないし興味もないけど、正規メンバーが居れば研究生を他の同業に紹介出来る→横の繋がりを強く出来るのも強みだと思うし。
まぁここらは正規リーダーが居ると強いよね。
アイドルでも一般企業でも、何かあった時に(起こる前の保険としてでも)頭下げるのは上司のお仕事なのだから。

⑥研究生独自ライブの期間、長過ぎ。
今みたく個人目標も公開提示しない・全グループの曲を演る→内部判断により正規昇格する状況だと、研究生メンバーに固定ファンが付く事は有っても、それが正規昇格後のファン増加に繋がりにくいってのがある。
固定ファンが居る以上、正規昇格後もそのファンは研究生(元)に付いてくる事はあるだろう。
けど、そのファン達が昇格した先のグループのカラー・楽曲・メンバーまで愛してくれるかってーとそこには疑問が残る。
研究生独自で半年のライブ活動。
半年のアイドル活動は独自のキャリア・価値観を育ててしまうのに充分過ぎる長さ。
先輩が介在しない現場をこなしていくうちに
「自分は客持ってる・これでここまでやってきた」
って自負が研究生段階で生まれてしまうのは危険でないかなー。
…までは考え過ぎか。
けど今のままではあり得なくもない話じゃないかと思ってしまうし、もしかしたら過去にもあって既に通ってきた道なのかも知れない。
…まぁ通って来たならさすがに手は打つか(笑)

⑦運営にしても、研究生を研究生としてお披露目してるのにそこから半年間、公的な形でヲタクから研究生に対する意見を問う事もない。
ファン任意でライブを見せられる状況を作っておきながら、生かすも殺すも最終的には内部判断。
コンテンツが出来上がる過程を売るなら、その中身をオープンにしてなければ意味も価値もない。クリーンな問題ばかりではないから身を削る事にはなるけどね。
と、①〜⑦まで適当なナンバーを打ちながら思った事。
こんな土壌でアイドルが育つ筈もない、メリットはどこにある?
せいぜいアイドルを0から育てる実感を得られる事?も上記理由からデメリットにしかならんよなと思いながらこの1年を見てきたので、2期終焉のこのタイミングでブログにしてみた。
2期のライブを観たのはせいぜい4〜5回、初期の半分以下。それくらいには成果に期待もしてなかった。

誰が読むかは知らないし届きたいとこに届くかも疑問な文章だけど、言いたい事はざっとこんなもんです。
もちろん異論反論あれば受け付けてるし、何なら運営批判とも取られるので?笑
なんやこいつウザッ!思ったら干して頂いても出禁にされても問題はない。
それが痛くも痒くも無いとは勿論言えねぇよ、好きなメンバーも多いしね。
まぁ結果どうなろうと後悔するつもりは無いですが笑
普段を無気力に不真面目に生きてるからこそ、本気には本気で返す、それがやりたいだけです。

煽りで頻繁に使われる「おまえら全員掛かってこい」は何もヲタク→客だけに向けた言葉じゃない。客にも対バン相手にも、それを取り囲むスタッフにも。
バンドでもアイドルでも、そういう気概が感じられるグループって少なくなったなと思いつつ、そろそろ〆たいと思います。
以上、ショータでした。
また会いましょう。

災厄は忘れた頃にやってくる。

【ラーメンブログではありません】 無駄は省くのが正解と思ってる方にはお薦めできない、ひねくれまくったアイドルヲタクの戯言です。 普通のライブレビューや音源レビューやらをここに求めても何もありません、ご注意ください。

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