閑話休題: 引き際と退き方の話。
契約期間満了でのユニット解散。
ここ最近、俺が見知ったアイドルユニットでも数組ほど契約期限終了による解散劇の話があった訳だけど。
まぁ、期間満了を待つまでもなく常に生存競争に晒されるアイドル界隈ではたまに聞く事はあるくらいの解散理由。
なんかコレって違くね?ってのが俺の見解。
少なくともアイドルとしては解散するのに表に出してはならない理由の1つだと思う。
そもそもヲタクは期限付きの契約書にハンコ押してからヲタク始めてる訳じゃないんだよね。
そしてヲタクってゆー非システマチックな顧客を抱えて活動してくのがアイドル稼業。
契約期間って社会的システムは物事を円満に処理するには効率の良いやり方だけど、アイドルとヲタクの関係って理屈で成り立ってない。
規約違反→解雇で生まれる表現の阻害と違って、音楽を粗末にしてないのはまだ良しとしてもだ。
契約って企業的形式でプロジェクトを終わらせられるのは、ヲタクとしてはどうにも腑に落ちない。
たぶんアイドル側にも何かしらの未練やら消化不良の感情が残るんだろうなとも思われるし、互いに良くない。
(メンバーのグループ解散声明に"ごめんなさい"が含まれる場合は、多分にこの要素があると思ってる)
これが
『新たにやりたい事が見つかりました』
『アイドルやりきりました』
だとか、例え理由がこじつけの後出しジャンケンでも良いから、終わらせるならメンバー主体の前向き発信で終わって欲しいよねってのはある。
『嘘は愛だよ。』ってのは最近アニメ化した作品からの受け売りだけど、それは確かに必要で。
メンバーがこの先の人生に希望を見出してるんだなって思わせる事が出来たなら、ヲタクはなんとか納得するからね。
予め公式がグループの開始時に
「○年○月がメンバーの契約更新期限になります、ひとまず○年間を目安に応援よろしくお願いします」
って公開してたら話も違ってくるけど、そんなグループも基本的に存在してない訳で。
(以前"3ヶ月の命"ってゆーグループがあったけど、あれは確実に試用期間の先を見据えてたよね)
まぁ何が言いたいかってーと。
常にアイドル市場は好き嫌いを軸に置いた、人の脆さを含んだメンタル主導で成り立ってる。
始まりも終わりも、メンタル主導の形で成り立たせて欲しいよね。
アイドル運営各位に言いたいのは、決して寿命が長い稼業ではないから引き際は大事だけど、退き方も間違えちゃならないよねって事。
これがシステマチックにぶった斬る事で未練を残させ、ヲタクを界隈から他界させない戦略だとしたら怖すぎるけど笑
あまり深く考え過ぎると何が正解かわからなくなるからこれ以上はやめとこうかww
今回はそこらの問題が気になってしまったので、ちょっと文章にしてみました。
(まぁこれが推しグループの事案だったらこんな遠回し表現すっ飛ばして直接運営にブッ込んでたと思われますがww)
また何か思う事があれば、今回みたくコッテリした文章を書き殴って出すんじゃねーかなって思いますが笑
ひとまず今回はこんな所で終わります。
それではまた、どこかの現場で。
0コメント